トレランは速い人、テントを張り慣れていない人、地図読み初心者の人、上位を狙っている人などチームと人によって経験値はまちまちでしたが、実践により近い形での講習会という希望だったので、かなり実践に近い形で講習を実施しました。
スケジュールは次の通り。
10月4日
8時 伊豆松崎 集合
8時~8時半;今回の講習の目的と内容を確認、講師紹介、参加者自己紹介
8時半~10時;座学
10時~11時;装備チェック、各自テント設営、撤収を実習(講師陣がテント設営、撤収スピードを測定)
11時~12時;地図配布、ブリーフィング、各チームコース戦略検討
12時~13時;ランチ
13時~;講習スタート
*2人1チームに講師一人がつきっきり、あるポイントまでは全体行動して、その後は各チームが独自のルートでビバークポイントに向う
*OMMストレートは1日10時間行動なので、基本的には迷子になってしまうチームは10時間以上行動するようにコースを設定
10月5日
5時~2日目スタート
15時 最終ゴール
15~16時 振り返り&OMM当日へ向けた準備と抱負
16時 解散
いよいよ7人3チームに分かれてスタート!
スタート地点ではみんな元気。
スタート直後のルートファインディングがいきなり難しい。3チームそれぞれ異なるルート選択をした結果、それぞれかかった時間と使った体力に差があり、どのルートが正解だったのか議論が弾む。
あっという間に暗くなったかと思うと、あとは台風の影響で風雨が激しさを増す。
早いチームでも夜中の2時半にビバークポイントに到着。短い睡眠と食事をとり、2日目に備える。
遅いチームは4時にビバークポイントに到着。かなり疲労している様子だが、寝る前に一杯やったらしい(笑) 辛い中でも楽しみ見つけないとね。
あるところのCheck Point(CP)。このCPにたどり着くにはいくつか難しい地形をクリアしないとたどり着けない。 3チーム中2チームがこのCPにたどり着いた。もう1チームはこの手前の難所で3時間ほど探索したもののルートが見つけられず別ルートでのアプローチを試みたらしい。
伝説の伊豆アドベンチャーレースでよく使われたバサラ山。本当はここから先が面白い所だが時間に追われ全チームやむなく下山を決定。
下山した後は、温泉&ご飯で疲れた体を癒しました。松崎に行った際には是非「まご茶漬け」と
「ところてん食べ放題」で有名な「さくら」へ行ってみてください。台風で注意報が出ている中、美味しい旬の地のものをご馳走になりました。
内容としては地図読み初心者がOMMに出てもしっかり安全管理をしつつ、ゴールまでたどり着けるよう1日目、2日目ともテーマを持った講習内容を心がけました。参加いただいたみなさんからは「OMMよりキツイかもしれない。」というお褒めの言葉もいただきましたが、これで迷子になってもしっかりとセルフレスキュー出来ると思います。参加いただい皆様、ありがとうございます。
なお、今回の講習会に参加いただいたまめさんのコメントは次のFacebookページで閲覧可能です。
https://www.facebook.com/co.co.mameco.co.co/media_set?set=a.712169028874231.1073741931.100002434210910&type=1
OMM本番まで残すところあと1か月強ですが、参加する皆さん、練習頑張ってください。
Real Discovery
小澤郷司
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