2012/01/28

1月21日 防潮林の再生ボランティア 伐採編 in 千葉

ごおしです!

東北の震災は東北だけが被災地ではないんです。
知ってました?

千葉も地震と津波で甚大な被害を受けてるんです。
youtubeに活動場所の津波の様子が載っています。
http://www.youtube.com/watch?v=O4_QNqUuUCc
今回はその千葉、九十九里沿岸で津波の被害を受けた防潮林の再生ボランティアに友達と3人で行ってきました。

まさに津波の動画がとられたところ。

元々、アドベンチャーレースや登山で山に入ると、植林したのに人の手が入らず、真っ暗で手入れされていない山を見て、「これじゃいかん!」と感じていた私。時々、間伐のボランティアにも行っていました。

今回は友達のライフセーバーからお話を頂き、伐採ボランティアに参加することになりました。

1月21日土曜日。曇りのち雨。新宿スバルビル前集合で、一路千葉蓮沼へ。

 まずは専門家から基本的な作業を教えてもらい、3チームに分かれて作業開始。


初めに、立ち枯れしていまった黒松を見つける。
目印は赤く枯れ上がった葉。
くぼ地で海水が溜まってしまったようなところの木はほぼ全滅していた。

次に、受け口という切り込みを木を倒す方向に入れてから、その反対側から木を切っていく。
チェーンソーなら楽だけど、手のこだと結構しんどい。
開始3分で汗だくに。 

こんな感じで次から次へと伐採していく。
雨も降っていて、寒いのに河童の中は汗だく!!!

我らの武器。刃渡り24センチの鋸。
腰からかけるとなんとなく様になる。

我らがリーダー、きのこ栽培と山の手入れが本業のげんさん。
そして、友人。「げんさん、かっこいい」とのこと。


ちょっと一息。

トン汁とミネストローネでパワー回復!

いざというときのために、救急救命士のサポートがあり、安心。
AEDもありますよ。

3時間程度作業して、お昼に。
僕もがんばりました! 

午後も2時間ほど作業して、こんな感じに。
一人一人の力は小さくても、それを集めればとても大きな力になると実感。

最後はみんなで笑顔の一枚。
子供、大人、女性、男性、みんなで楽しくボランティア 

今回伐採したのは奥の方。

手前の綺麗になっているところは、夏に伐採したところ。
伐採した木をウッドチップにして、元の場所に戻したとの事。
2月にはここに新しい黒松の苗木を植える。
植えた木々は今後、しっかりを手を入れて、40年後には元のような立派な防潮林になる。

この防潮林が40年後も砂や風、高波、津波などからこの街の人たちを守ってくれているといいなぁと思った一日でした。

そして、

40年後、俺は75歳。
もうおじいちゃん。

そのときにはまた誰かがこの場所で木を切ってんだろうなぁ。
人から人へ。
一度、人の手を入れてしまったものは、人が責任持ってケアしていかなきゃいけないね。

今回の活動に興味ある方はこちらをのぞいてみてください。
「森のライフスタイル研究所」

ごおしでした。


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